大腸の病気

こんな症状があったらすぐに内視鏡検査を!

  1. 血便
  2. 下腹の痛み
  3. 急に便秘になる
  4. 急に下痢になる
  5. 便が細い
  6. 便が出きらない感じ
  7. 一日に何回も便意がある
  8. 下腹がはる
  9. 粘液のような便
  10. 肛門の痛み

大腸の病気で一番多い症状はやはり血便です。肛門に近い場所からの出血であるほど、鮮血にちかい色となります。ただ、血便といっても、排便時に滴下するようなものから、便の周りに付着しているもの、おしりを拭いた紙に血がつくといったようにさまざまです。しかし、こうした症状だけから、大腸の病気を推測するのは困難です。当院では、血便があった場合は、どんなタイプの出血であっても内視鏡検査をしたほうが良いと考えています。出血はからだが発するとても大事な危険信号だと考えているからです。そうした意味では、大腸癌検診で便潜血反応が陽性になった場合もぜひ大腸検査を受けた方がいいでしょう。便潜血反応は目にみえない下血もとらえることができます。より小さな大腸の病気を見つけるチャンスと考えればよいと思います。ただし、腹痛や発熱を伴う血便の場合は、特殊な大腸炎のこともありますので、症状をみながら、検査の適応を考えていきます。

食習慣の欧米化のためか、最近、大腸癌にかかる方が急激に増加しています。大腸癌の症状でも重要なのは血便ですが、それ以外ですと、排便時の異常があります。たとえば、便が細い、便ができらない、便秘しがちになった、逆に下痢しがちになった、あるいは下痢と便秘を繰り返すなどの排便にともなう症状が大腸癌、直腸癌の初期症状であることもあります。また、下腹部の痛み、まれにはしこりそのものの自覚も癌の症状となります。しかし、これらと似通った症状に過敏性腸症候群があります。これは、おそらくストレスが原因になっていると考えられていますが、内視鏡検査をして大腸に器質的な疾患がないことを確認したほうが良いとされています。

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樫村胃腸科外科

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